[技術力~極めた技の集結~]茶審査技術高段位取得者 匠の技と情熱

お茶ができるまで~市川園の仕事~

  • 買い付け
  • 保存
  • ブレンド
  • 選別
  • 火入れ
  • FSSC22000取得

「市川園の味」を生み出す匠の技と情熱「市川園の味」を生み出す匠の技と情熱

日本一の生産量で知られる「静岡茶」。市川園のお茶は静岡茶を使用し、茶の木が蓄えた養分がもっとも多く含まれる「一番茶」にこだわっています。しかし、どれほど優れた茶葉を使っても、茶師の仕事がなければ、お茶は製品になりません。ダイヤモンドの原石を磨いて光輝く宝石に仕上げるように、茶師の匠の技によってはじめて「市川園の味」が誕生するのです。

一年の計は「買い付け」にあり

仕入れ担当の茶師は毎年新茶の時期に何百種類もの茶葉を、五感を研ぎ澄まして吟味し仕入れます。

我が子のように大切に「保存」

仕上げ加工を待つ荒茶は、品質を保つため-20℃に保たれた冷蔵庫で保存します。いいお茶とは仕上げたときに、一番いい状態になるお茶。そのためには荒茶を良い状態で保存することが大切なのです。茶を保存する冷蔵庫・冷凍庫では全てクラシックの音楽が流れています。

茶審査技術高段位取得者の本領を発揮する「ブレンド」

茶師の腕がもっとも試される作業が、複数の茶葉を混ぜ合わせて独自の「味」をつくりだす「ブレンド」です。気候条件などに左右され毎年品質も味も異なる荒茶を、常に「市川園の味」としてお客さまにお届けできるよう、匠の技と誇りがもっとも発揮される作業といえます。

茶葉の大きさや形を調整する「選別」

荒茶の中の堅い茎や粉などをふるいにかけたり、色彩選別機でわけます。大き過ぎる葉は切断したりして葉の形状を整えます。

「火入れ」で魂を吹き込む

海苔をあぶると香りが立つように、荒茶も火を入れることで、独特の香りと味が生まれます。火入れは、通常1つの火入れ機で行いますが、市川園では原料に合わせ複数の火入れ機で焙煎。“茶葉が光沢を放つ”最良の状態に達するまで、1度単位で火入れ温度を調節しながら粘り強く茶葉に魂を吹き込んでいきます。

食品安全の証、FSSC22000

食品の安全性へのニーズは国内外を問わず高まっています。市川園では、食品安全管理の国際認証である「FSSC22000」を取得し、工場の衛生面での配慮はもちろん、社員一丸となって食品安全実現のための業務改善や人材育成に取り組んでおり、お客さまにお茶とともに安心をお届けしています。

市川園の茶師がオススメするお茶

市川園の茶師衆

美澤 信人
第59回大会個人優勝(農林水産大臣賞)
市川 真太朗
第60回大会個人優勝(農林水産大臣賞)

おかげさまで二年連続日本一を受賞!!

2012年第59回大会の美澤信人、2013年第60回大会の市川真太朗。弊社の茶師二人が、お茶の知識と利き茶の力を競う「全国茶審査技術競技大会」(別名闘茶会)で個人優勝を達成。一年に一人しか受賞できない価値ある賞を市川園が2年連続勝ち取るという大変な名誉をいただきました。

同じ会社の二人が個人優勝を連覇するのは、60余年の歴史ある大会で初めてというダブルの快挙を達成。

自分の力を信じて競技に挑みました。!!

競技大会に出場するためには、市川園が所属する静岡市茶業青年団に与えられる出場枠10人に選ばれなければなりません。予選を通過し初めて全国への挑戦資格が得られます。故に静岡市代表の使命感をも背負い、大会前は連日猛特訓。大会当日の各競技で最終的に判断し決断するのは自分自身。茶師としての誇りと培った技を糧に、自分の力を信じきったことが成果につながったと思います。

自分の力を信じて競技に挑みました。!!

全国の茶山地や消費地の13団体から選抜された計140人の茶師が、茶の産地・品種、茶期(一番茶・二番茶・三番茶)などを茶葉を見たり飲んだりして鑑定力を競う、いわば茶師のオリンピックです。

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社員が語るオススメの一杯

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