[伝導力]日本茶インストラクター 小泉 英明

社内インストラクター制度を活かして。

市川園のルーツはお茶ということもあり、2006年に社内で日本茶インストラクター制度を立ち上げ、資格取得希望者の支援を行っています。私は、3回目で合格。2回不合格だったことへの悔しさと、支援してくれた会社に申し訳ないという思いが糧になって、その後とことん勉強しました。晴れてインストラクターの資格を取ったことで、自分自身にプラスになったことは間違いありません。そして、周りの方からの信頼や会社にとっての有益となったことは、本当にインストラクターになって良かったと実感しています。

信頼される資格があるからこそ。

近隣の小学校などから依頼を受けてお茶の淹れ方教室を年に数回行っています。また信用金庫さまの新入社員向けの教室を依頼されることもあり、お茶の出し方のマナーも含めて日本茶の素晴らしさをお伝えしています。個人的には、インストラクターになると市川園の通販カタログに似顔絵が載ります。以前、新茶の上級茶の頁に私のイラストが載った時「おおはしりのページに載っているから、このお茶は小泉さんでいいでしょ」とお客さまからお電話をいただきました。インストラクターになって嬉しいことが多いですね。お茶屋冥利に尽きます。

静岡茶の普及に役立ちたい。

ペットボトルが普及したこともあり急須でお茶を飲む機会は少なくなっています。家族構成も変わったので家族で食卓を囲む機会も減ったし、消費量は減っています。静岡県でいえば、生産現場の後継者不足の問題もあり生産量は落ちているのが現状。だからこそ、自分たちが少しでも衰退気味の静岡のお茶を盛り上げていきたいと考えています。取得したインストラクターの資格をもっともっと幅広く活かすために、広報マンとしての役割も担っていると自覚し、会社のため、静岡のため、世のため人のために、情熱を持って取り組んでいきます。

小泉英明の横顔

日本茶インストラクター 小泉英明の写真4

体を使う仕事がしたかったこともあり「みんなと一緒に汗を流しませんか」というキャッチコピーに惹かれて入社しました。お茶の製造現場を4年経験した後、現在は出荷部に所属し、出荷をはじめ総務、人事、労務管理などの仕事に就いております。市川園の強みは、通信販売ならではのお客さまと直接会話できる電話や手書きの手紙、あたたかみのある荷作りなど、心の込もった人間味あふれる「通心販売」にあると思います。

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